(小説 バッカーノ)
>この世界は俺のものだ。ひょっとしたら、この世界ってのは俺が見てる長い長い夢の中じゃないのかとさえ思ってる。
だってそうだろ?ひょっとしたらお前らは幻かもしれないし、俺にはお前が本当に存在しているのか証明できない。
つまり、この世界は俺中心って事だと思ったわけだ。俺が『できる』と信じた事は絶対に出来るし、多分俺が寿命で死にそうな時、
不老不死の薬とかが出来るに違いないさ。もしくは今見てる夢から覚めて、また別の夢に行くんだろう。つまり、俺の存在は永遠ってわけだ
俺は想像力が乏しくてな。自分が死んだ後の事が全く想像できない。考えられないんだよ。『無』って奴が全く想像できないんだ。
よく、『死んだ後は永遠の闇だ』とか言うけどよ。無って事はその闇すらも感じられなくなるわけだろ?それが想像できない。自分が無くなるってのが想像できねぇんだよ。
だから、あれだ。つまりこの世界に完全な『無』なんてもんは存在しねぇ。でも、俺以外の奴らは死んだら消えちまう。
その結論から逆算してって、こういう結論に達したわけだが。つまり、この世でなくならないのは俺だけ。だから、この世は俺のものだ。
他の奴らは、俺の見てる夢のようなものに過ぎないってな
一言で言うとあれだ、俺が出来ると信じた事に限り、俺に不可能は無いって事だ